ウマ娘から競馬を知った口ですが、こういう“男臭い趣味”で繋がる友情って、やっぱり良いなと思いました。
しかも二人とも大人だからこそ、そこにあるのは若い頃の熱さとは違う、晩年の渋さ。
仕事で忙しく、長く会っていなくても、電話一本で昔の関係に戻れる——そんな“縁”の力。
でもやっぱり、時間が経ってしまうのは残酷なことで、もしかするとこれが最期かもしれないと感じさせる寂寞さもある。
大人の友情は、趣味を通して時間を共有していく中で、どうにもならないことへの諦めを、そっと和らげてくれる。
そんな絆が丁寧に描かれていて、大変尊いです。
この話には、互いの人生がにじみ出ていて、一筋縄ではいかない距離感ややりとりがあり、それがなんとも言えず心に残ります。
こんなふうに“渋さ”を楽しめる大人に、自分もなりたかったなと、ふと思い出させてくれる作品でした。