その後の２人…

プロローグ

あたし、守本智青。

26歳の美容師。

休日、唯一の楽しみである美術館巡りの最中、１人の画家と出逢った。

八重柏心護。

ほわー、っとしたふわー、っとした絵を描く人。

彼の絵に癒されて…忙しい毎日も楽しく過ごせていたのだが…。

個展に行ったのがきっかけで、八重柏心護本人がやっている絵画教室に通うことになって…。

てっきりおじいちゃんだと思ってた八重柏心護先生は…32歳のもじゃもじゃ頭の青年で…。

おまけに既婚者で、おばさま達に丸め込まれて絵画教室じゃなくて“お茶会”しちゃうようないい人で…。

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