第3話 快楽落ちの矛盾点

そもそも、NTRのヒロインが堕ちる理由の大半を占める「快楽落ち」という存在、これが既に矛盾だらけなのだ


「女は一時的な快楽で心まで奪われたりしないのよ」


そう、例え間男に快楽を与えられ、一時的にそれに溺れたとしても、それは永久に持続するものでは無いのだ、そもそも、セックスしてない時すら堕ちているのは設定として無理がある

何もしてないのに発情してるなんて、それではヒロインはただの発情期の猿である。


「それに、どんなに気持ち良かったとしても、それが愛する人を忘れる理由にはなり得ないのよね」


人を愛するというのは、そんな単純なものでは無いのだ


愛理は、NTR作品を書く作者に問題があるのでは、と思った

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