第2話⑹
しかし、全速力で逃げようとしても所詮はまだ子供の女の子。
男性の姿をした悪魔は逃げる友達に一瞬で追いつき首元を掴んだ。
「いや…やめて~!!」
そしてその友達の胸を貫き、さっきの友達の心臓と二つまとめて食べた。
「ジュル…ジュルジュルルル…」
心臓を食べる悪魔の姿を見て腰を抜かした友達はその場にへたり込んでしまい、地面を這いつくばりながら逃げようとした。
「ひっ…ひっ…ひっ…ひっ…」
這いつくばってるところを悪魔は手でガシッと足を掴んで自分のところまで引きずった。
「助けて!ミーナ……」
カブッ!ガブガブッ!
残されたミーナは友達の変わり果てた姿と今食べられてる友達を見て恐怖で震えていたが今がチャンスと思い走って逃げた。
「ハァ…ハァ……嫌だ、嫌だ!食べられるなんて嫌だ!」
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