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  • 無題への応援コメント

    まるで舞台の上で繰り広げられる壮大なドラマの一幕を見ているようでした。ロールスの幼少期の記憶から、現在の朝当番、そして武劇の場面へと流れる展開が、まるで時間の波に乗るようで、引き込まれました。仲良し組の駆け引きや、淡々とこなす日常の裏にある感情が、静かに、でも確かに響いてきます。

    最後の対決シーンの緊張感、まさに息をのむ瞬間でした!

    作者からの返信

    いつもお時間割いてくださりありがとうございます……!

    有意義なお時間を提供できたのでしょうか。提供ができたのなら、ほっとする思いです。

    毎度鋭くて、作り手として嬉しくなってしまいます……!


  • 編集済

    無題への応援コメント

    批評会から、フィードバックに参りました。

    一話完結のこちらから読んでいること、またあらすじがなかったことから、私個人の解釈となっていること、まずはお詫び申し上げます。また、普段私は感想を送る場合は、その作品の悪い面については触れたことがありません。作品を把握した上で、肯定するものを送っております。しかしながら、今回は批評回と銘打ったものでありますので、少々、耳が痛いことも書かせていただくこと、ご了承願います。

    当初、この作品は何かのスピンオフなのかというくらい、短編にしては登場人物が多いと感じました。名前だけで五人以上登場しております。貴方様の作品の初見者。その世界観、関係性がまったく分からない、通りすがりの一読者としての感想と思って頂ければ。

    まず、冒頭のシーンから。

    ロールスが反省部屋に入れらるところから始まりますが、そこのラスト。「はあ……いい子だ。特別にスープをあたためてある。みんなには内緒だよ。さあおいで」→これは神官さんによる、ザナへの声掛けでしょうか?頭ごなしに神官さんがロールスを叱っていることから、すみません、この段階では、ロールスが男だと勘違いしておりました。名前と長い髪というだけでは、女性だと判断するには弱いかなと。

    「目開あいてる?めっちゃはれてるじゃんぶっさ」
    「うっさ。口臭いよ」
    「もっと臭いのいるだろ」
    →ここの会話は好きです。

    ロールスが臭いことがしきりに書かれていますね。身だしなみは整えないといけない教え。最初、身だしなみは整えてはいけないと読み間違えておりました💦すみません。

    「朝の空気がおいしいですねみなさん」→「ですね、みなさん」の方が読みやすい。

    小屋の扉は、どろぼう対策のために重い。神官さんでも開けるのは一苦労なので、その場にいる一番の力持ちか、力の浸透得意な人が開けることになっている。→こういう細かい設定は見習いたい。ロールスに頼んでいることから、そのポテンシャルもわかりやすく伝わりますね。


    「えあたし」→やっぱり「、」がほしいところ。初見では目が滑る。

    「おっほん。みなさん始めますよ女子立ち戻りなさい」→女子達?

    後半は、文章の始まりの1行下げをしていないのには、理由がありますでしょうか?

    青みかん色の目は、初めて見た表現。しかし、想像しやすくて色の世界の無限さを感じました。

    ラストシーン、「転がって倒れる少年を、日輪冠する少女は鷹のように見下ろした」は個人的に好き。

    壮大な世界観でありながらも、登場人物たちの会話文がフランクなのは、個人的に見習いたい点。

    独特の世界観から、教会とまりょく、神官、子供、といったものがキーワードになるのでしょうが、1話だけではなかなか物語全体を汲み取ることができず、申し訳ないです。すみません、私の読解力のなさで、全体的に疑問形が多い批評となってしまいました。

    同じく宗教、教会を描くもの同士、この縁は大切にしたいのですが、私の批評が気に食わない際は、こちらのコメントは消していただいて構いません。また、趣旨と異なっているのならば、申し訳ないところであります。

    ただ、うわべだけのおべっかを言うような批評会では、何の意味もございません。私の「風見鶏――」についても、どんどん悪い点や気になる点を教えていただければと思います。


    追記
    お風呂に入っている間も、色々と考察しましたが、あれこれ考えが巡るほど、余韻に浸れる作品でありました。

    作者からの返信

    "少々、耳が痛いことも書かせていただくこと、ご了承願います"

    嬉しいお言葉です。読者が抱くほぼ全ての疑問は自問自答という壁打ちによって答えを出しているのですが、人は社会性の生き物、他者がなければ自己の確立ができない、創作とはやはり、ひとりで向き合うべきではないと心から震えております。

    さて前提として、長編として完結した時には、異世界徴税官と同じ、もしくは簡易的なガイドラインを付ける予定がございます


    "この作品は何かのスピンオフなのかというくらい"
    あらすじがない全ての拙作に関しては、10万文字に至る起承転結的構想はあるものの、まだ書く時ではない、と寝かせているものでございます。適当なたとえではありませんが、漫画で言えばネームのようなものです。仮のサブタイトルは、"悪い人探しは何のために"です

    "短編にしては登場人物が多いと感じました"
    一人称の弱点ですね……三人称だと今後の展開、物語の作為で名前が出る機会を減らせるのですが、一人称だと、その人から見た世界が表されますよね。名前が出てくるかどうかで関係性の強弱、その人となりが現れるゆえ、ロールスの目を通して作品描いていた時、作り手としてはなかなか苦い思いをしておりました

    "その世界観、関係性がまったく分からない、通りすがりの一読者としての感想と思って頂ければ"
    ご安心を。私は読心術の嗜みがございます。人の心に挑む物書きとして、あらゆる心持ちや状況、境遇に精通しております

    "頭ごなしに神官さんがロールスを叱っていることから、すみません、この段階では、ロールスが男だと勘違いしておりました。名前と長い髪というだけでは、女性だと判断するには弱いかなと"

    ここも一人称の弱点です。わかりやすさや読みやすさのために、視点主の生活や環境、なぜそう考えるのかに至るまで作り手としての作為として介入しています。純粋とまではいきませんが、純度90%のロールスのまなざしからみる心の世界と外の世界です

    "→ここの会話は好きです"
    心遣いありがとうございます。その実践を早速なさってくださるとは、さすがです

    "臭いことがしきりに書かれていますね"
    ここは作り手の作為が意外にもありません。その意図は埃と灰、日陰にまつわるものですが、異世界徴税官にて詳細が。しかし、それが分からなくとも全く問題なく、抽象化することで物語が意味することに迫れます

    "身だしなみは整えてはいけないと読み間違えておりました"

    実は私も目滑りを起こしています笑
    どこかで述べたかもしれませんが、マジックのミスディレクションのように、人が何に注意を向けるのか個人的に研究しておりますので、その一端です

    "「ですね、みなさん」の方が読みやすい"

    それが読みやすいんですけどね……今テンプレを描いておりますので、その作品はそのようになる予定です。サルトルの文学理論はご存知でしょうか。あの辺を知っていると、句点を打たないことで見える世界の共有を図っていると見えるようになるかもしれません。私は常に、その違和感に、読者と物語の相互作用を意識しております

    "ロールスに頼んでいることから、そのポテンシャルもわかりやすく伝わります"

    素直に嬉しく思います。言葉通り、有り難き幸せです

    "やっぱり「、」がほしいところ"
    前述した通りです。そして、目滑りが起こっても良い、読みたいところだけ読んでも良い、ということを暗示したりしています

    "女子達?"
    ご指摘ありがとうございます……!

    "1行下げをしていないのには"
    前述した通りです。未完成物にガイドラインを付けていないため。煩わせてしまいましたね

    "想像しやすくて"
    気恥ずかしく思っております。言葉にできないことに挑む作家性をお持ちの方もいらっしゃいますが、五感に作用する設計を心がけております

    "ラストシーン〜全体的に疑問形が多い批評となってしまいました"
    "色々と考察しましたが"
    照れてしまいます。顔真っ赤です苦笑
    しかし、読むのが難儀である点は改めて戒めなければなりません。作品を、表層、中層、下層、底、の四つから三つ、最低でも二つの層で作っており、人それぞれに合わせて描写しております。それに加えて経験と知識。物語の答えはただ一つですが、あなた様のその読書体験も同じくただ一つですがあり、あなた様にしかできないものです

    "うわべだけのおべっか"
    ここで京言葉的表裏のある言葉の出番です。物語の作り方にも表れていますが、丁寧な言葉に、冷たい本音です。よりよい創作のために切磋琢磨、改めましてよろしくお願い申し上げます

    長々と綴ってしまいましたが、徹頭徹尾、ご配慮と胸が熱くなるお言葉、ありがとうございました。ではまたあなた様の作品にて

    編集済
  • 無題への応援コメント

    あなたの作品の始まりがとても気に入りました。キャラクターの心理描写がとても興味深く、深みを与えています。素晴らしい仕事ですね!

    作者からの返信

    あなた様の文化だと、この心の距離感はどのように見えているのでしょうか……嬉しくなる視点、いつもありがとうございます……!