何度読んでもうるうるしてしまう…最高の平安風和風ファンタジー!!!

ある日、あやかしと駆け落ちしたいと言い出した結姫。従者の一縷は結姫への想いを胸に秘めながら、彼女のためにあやかしを探し始める――

人間なら誰しもが抱えているであろう、「こうありたいのに、あることができない」という苦しみ。それを、本作の結姫も抱えています。
だからこそ、「第8話 駆け落ち」は、何度読んでもうるっときてしまうのです。

苦しんだ先に見つけた、皇子様。
その恋は、愛は、余りにも優しくて、美しくて――

約13,000字という文字数で、ここまで心を震わせる物語を紡げるちづさんの素晴らしさに感服です。
興味を持たれたそこのあなた、ぜひぜひ読んでみてください!🦊

その他のおすすめレビュー

汐海有真(白木犀)さんの他のおすすめレビュー915