モブの俺を好きな学園優等生の黒髪巨乳生徒会長が、ストレス発散の為とか理由をつけてエチィことを要求してくる話
月白由紀人
第1話 黒髪巨乳生徒会長とエッチ その1
「お願いがあるんだけど」
私立
「なんだあらたまって。俺はただの雑用だから、たいそうなことはできないぞ」
「光也にできることよ。大したことじゃないんだけど……」
落ち着いた顔でデスク仕事をしている紫乃を、窓からの夕陽がまぶしく照らしている。
紫乃といえば、長く艶やかな黒髪に深い瞳が印象的な、学園のアイドルだ。容姿端麗で成績優秀な優等生で、いつも生徒たちへの笑顔を絶やさない。スタイルのよいプロポーション、特にひときわ目立つ巨乳なのも、男子たちが目を離せない理由でもある。
その紫乃が、俺に流し目を送りながら、後に続けてきた。
「私と……セ○クスして」
「ブッ!」
俺は思わず、むせてせき込んでしまった。
え? いま、なんて……?
聞き間違えかと思って見つめ返すと、紫乃は机から立ち上がり、ゆらりと俺に近づいてきた。
「同じ二年二組のクラスメイトだし、一年の時に光也を生徒会に誘ってからずっと一緒だったから気心は知れてるでしょ? 信用してもらえると思うんだけど?」
「ちょ……ちょっと待てって! おま、何言って……」
「部活に入りたくない光也を生徒会に誘ったのは私。その恩を少しだけ返すと思ってくれればいいわ」
「確かに簡単な雑用だけだって話で、実際にそうだったが……」
「でも私はずっと光也のことを見てて、狙ってた」
もう目の前にまで来ていた紫乃が俺の首に両腕を絡めてきた。自分の舌でペロリと薄桃色の唇を濡らす紫乃。その瞳には妖しい色をたたえている。
「付き合って。私のストレス発散に」
「ストレス……?」
「そう。色々『溜まる』の。優等生って」
俺は、火照った顔で物欲しそうに見上げてきた紫乃を見つめた。
表情は、普段の学園アイドルからは想像もつかない発情メス顔をしているんだが、瞳には獲物を絶対に逃がさないという眼力をたたえていて……。さらにその奥に、抑圧から解放されたいという情念のようなものが見て取れて……。
と、その紫乃にいきなり口をふさがれた。
口内に舌が入り込んできて、その軟体動物が俺の中を縦横無尽に蹂躙する。
その感触に思考がはじけ、悶絶しているうちに――紫乃は口を放し、解放された俺の前でふぅと吐息した。
「いけないこと、気持ちいい……。私は自由なんだって、実感できる」
「確かに色々ストレスとかあるだろうが……。学園アイドルがいきなりヤッてとか……」
「光也、私としたくないの?」
「したいしたくない以前に、突然すぎて……」
「ぜんぜん突然じゃない。私は信頼できるストレス発散相手として最初から光也を狙っていたわけだし、光也もそれとなく私が示してた好意を感じてたはずよ」
「それとこれとは……」
なんとか混乱から立ち直って、欲情に流されそうになりながらも紫乃を思いとどめようとする俺に、その紫乃が耳元でささやく。
「何もかも忘れて、私をめちゃくちゃにして」
言ったのち、紫乃はあっと言う間に着ていたブラウスを脱ぎ捨てて、ホックに手をかけてスカートをストンと落とした。
俺は、そのあらわになった巨乳に押されるように後ずさる。尻もちをつき、紫乃は清楚な白い下着姿でのしかかってきた。
「私、Mだから光也が主導権をとって。野獣のように私を責め立てて、いやなこと、何もかも忘れさせて」
「お、俺は……」
「一日二日の付き合いじゃないでしょ。早かれ遅かれ、私たち、こうなる仲だったのよ」
ごくりと、俺は口内にたまった唾液を飲み込んだ。紫乃が、その俺を見つめつつ、妖艶な笑みと言葉で誘ってくる。
「今日は安全日だから、ゴムなしでOK。生でいっぱい私の中に注ぎ込んで」
大きくなっている下半身を撫でられつつ、つぶれるくらいに巨乳を押し付けられ、頬をペロリとなめられてもう限界だった。
俺は、しゃにむに紫乃に抱き着いて、唇を奪った。組み伏せると、紫乃は俺の背に手を回し、足を絡めて答えてくれて……。最後に残っていた理性を本能が押し流した。俺は、欲望のおもむくままに、紫乃に襲いかかったのだった。
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