第17話
もうあんな思いうんざりなの。あの人の言葉を信じた私が間違ってた。人なんて所詮口だけで信用なんてできない。でも人と関わればこんなことざらにある。だから……
「……早く、殺して……」
「…………」
黙った彼は私を下ろした。
…ああ、殺してもらえるんだ。
そう思ったのに、
「お前は、ただ現実から目を背けて逃げてるだけじゃねぇか」
飛んできたのは彼の正論だった。
彼は私の肩をつかみ目を見て言った。
「お前は裏切られて傷ついた。それは辛かったんだろうけど俺の世界なんてそんなことしょっちゅうある。いちいち傷ついてなんていられない。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます