普通、コメディは甘酸っぱいものだ。しかし、ここでは今のところ、若さゆえの失望の苦さしか感じられない。主人公に近い女の子はみんな男と付き合っている。しかし、さまざまな理由で彼女たちの関係が終わりを告げると、ヒロインたちはそれぞれ主人公を探し始める。主人公は、彼女たちにとって幸運のバックアップのような存在なのだと感じて止まない。
なかなか面白い物語になっている。この先どうなるのか、主人公はどんな選択をするのか、楽しみだ。物語冒頭からの願いを叶えて、(都合のいいバックアップのような)ラッキーな友人としてではなく、自由でありのままの自分を愛してくれる素敵な女の子に出会ってほしい。