馬鹿じゃないの！

何で私なんか心配すんのよ。

ここは普通紺ちゃんの事…

「紺はお前が居たから…でもお前は…」

「馬鹿なの？何で…」

「今日殆んど一緒に居てやれなかったし、お前に全部丸投げしたし、俺…お前の側に居れなかったし」

「はぁ？意味わかんない」

「だから…」

この流れはきっと…

「私と付き合う？」

「えっ？」

「だから！私と付き合えって言ってんの！」

気持ちはまだはっきりと自覚はしてない。

けれどコイツの優しさは一番わかっているつもりだ。

私限定への優しさね！

「嫌なの？」

「嫌じゃない…でもお前本当に良いのかよ俺で…」

「何よあんたじゃだめなの？」

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい