言えない関係〜サイドストーリー〜
びび
※瑠璃の溜息
第1話
「ごめん!瑠璃また明日ね!」
紺ちゃんは、住み込みの仕事をするようになってから、授業が終わると直ぐに帰る日が増えて、私と学生ホールでのおしゃべりタイムが、物凄く減った。
今の紺ちゃん見てると、その事に関しては何も言えない。
一生懸命さが伝わってくるから…
けれど、私は溜息が増えた。
学祭での曲もまだ絞り込めてないのに…
いっぱい、いーっぱい、話したいこともあるのに…
そして、今日も私は溜息と共に学ホーのテーブルに突っ伏している。
そろそろ帰ろうかなぁ…
一人でうだうだしてるのもつまらない…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます