第42話

「ええと、俺のカップ麺と透の新しい服、怜のシャンプーに悟のワイン……まったく、面倒くさいなぁ……」






パソコンを起動し、慣れたように商品を注文する俺。


商品の名前が次々と並び、金額が瞬く間に上がっていく。


それを全部俺名義のカードで購入するけど、お代はちゃんと三人から貰っているから大丈夫。




電気もつけてない、パソコンの青白い光のみが存在する薄暗い部屋で、注文し終えた俺は思いっきり背伸びをした。


猫背でキーボードを叩いていたせいで、背伸びをした瞬間「コキッ」という音が微かに聞こえた気がした。





どうも。出番の少ない伊月です。


今日も元気に引きこもってます。

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