同じじゃなくなった あなたへ

同じ姓と同じ名で 

恋に落ちたのは運命だと 思っていたのは私だけ

運の命が尽きたことに 気付かないフリをしていたけれど

延命治療むなしく 残されたのは

同じじゃなくなった わたしの気持ち


嫌いで 大嫌いで

どうやっても手放したかった わたしの名前

あなたと出会うためなら 意味があると思えたのに

優しいあの声で もう呼ばれることがないのなら

丸めてゴミ箱に捨てましょう


いつまで『特別』でいられたの

どこで『普通』になったの

価値のなくなった わたしの名前が

最後に出来ることはひとつだけ


あなたが切った糸の先 

名前というくさびを結んで 打ち込む

わたしと同じ あなたの姓と名が

名乗るたびに いつまでも病んでみますように


幸せを願えない 私をゆるして

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