💛
同じ世界が見えたんだ
彼女はそう呟く
紅茶を飲みながら女子会をした
女子会と言っても2人だけなので華やかなものではなかった
華やかなものは桜や何か
美しいものとしてあるのだろう…
私たちは花より団子ということだった
お団子を食べながら紅茶を飲みながら花より団子のような話をするだけの
それだけのことを
私たちは週1度の楽しみとして女子会と呼んだ
いつものように彼女は私の部屋でおしゃべりを続ける
その会話はここで記すことを彼女が承諾しない?
私の言葉だけをここに置いておく必要があるかもしれない
私の言葉はいつも曖昧でその明確さのない確実さは変わらない
私が彼女について
知っていること………
知らないことを………
私が彼女と話したことは
多分、私の感情と彼女の感情の交換であり内包される愛の提示だったのかもしれない
愛するだけならば私は語る必要はないのかもしれないけれど
突然、雷のような音がして自然と調和する慈愛が降り注ぐ?
細雨が降って来ると
彼女は ベランダに出てここで
雨に濡れようよ
という
私は風邪引くからやめようよ
と言うと
彼女は風邪引いたら私が看病するよ
だからこっちに来なよ
と言うと
私たちはそれなら仕方ない
と言って笑い合うのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます