『アジェンナ国物語』シリーズの物語で、本編を読まれた方にはもちろん、未読の方にもおすすめです。本編のほかにいくつか番外編が出ているのですが、いずれも重厚かつ詩情豊かな物語になっていて、まさに「サーガ」と呼びたいシリーズです。自然や文化や社会の描写も素晴らしいですが、特に心惹かれるのは人物たち。登場人物たちは心やさしく温かいだけでなく、時に弱く、卑怯で醜く、それでも一生懸命生きている姿はこよなく美しい。これが人間らしい人間なんだと思わされる、心洗われる物語です。
差別と偏見の中で、それでも世界の真実を見たいと願う――🌒🗡️『闇を切り裂く果て』は、南国の島国アジェンナの僻地・スンバ村を舞台に、妖獣の皮を剥ぐ仕事をする少年トンニが、植民地支配・差別・偏見の中で、“世界のすべてを見たい”という強烈な欲望を抱いて生きる姿を描いた物語です📖✨美しくも残酷な世界の中で、人間の尊厳と知への渇望が交錯する🧠🩸皮を剥ぐように世界を見つめる少年の魂の物語を、ぜひご一読ください📚🧬🔥