弓の王と呼ばれた傭兵

トゥース

第1話転生

目が覚めた時俺は見知らぬ場所にいた。木でできた今にも壊れてしまいそうな天井。明らかに今まで見てきたものとは違う。


知らない天井だ———


そう声に出してみようとしたけど声が出ない。身体も動かせない。いや頭だけは動かせるようだ。周りを見渡してみると柵があった。


閉じ込められてるのか?


違った。そこまで高くない。せいぜい50cmあるかどうかぐらいだろう。


それなら———


手を伸ばして柵をつかもうとしてみても届かない。そこまで離れていないにも関わらずだ。そこで俺は気づいた。あれ俺赤ちゃんじゃね?これってもしかしなくても転生!?いや待てよ自分は前世何をしていた?思い出せない。自分の名前も、住んでいた場所も、色々。ただ日本に住んでいた事と断片的な記憶は残っているようだ。しかしここはどk…


「あら?起きてたのね!お腹すいたでしょ。今お乳をあげますからねー」


そう声をかけながら俺の視界に入ったのは中世の女性だった。どっかの絵画で見た女性のような見た目をしている。いやそれより今なんと?お乳?待って待ってこの歳にまでなってお乳はさすがに…俺今赤ちゃんじゃん。おかしくないじゃん。嫌でもさすがにちょっと…アーッ!


「はーい、いっぱい飲むんでちゅよー。」


そう言われながら口におっ○いを突っ込まれた


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る