今年もラブコメだったよ - カクヨムコン10忘備録みたいなもの（やまもりやもり💕コミカライズ発売！）

カクヨムコン10忘備録みたいなもの

やまもりやもり💕コミカライズ発売！

　カクヨムコン10もようやく終了ですね。二カ月以上の長丁場、作者の方も読者の方もお疲れさまでした。

　去年に引き続き、私は今年も魔境ラブコメに挑んでみました。

★今回のカクヨムコン10の結果と感想

タイトル：「妹さんは、こんなこと、してくれないでしょ？」

コピー：💖夏休み、偶然セフレになった女の子は、中学生の妹の親友だった💕

URL：https://kakuyomu.jp/works/16818093089670587278

小説ジャンル：ラブコメ　カクヨムコン10ジャンル：ラブコメ

掲載開始：2024年12月14日～本編完結2025年1月17日、SS掲載1月25日

話数：本編38話＋SS1話

文字数：106,395文字(カクヨム基準)

― KPI ―

⭐：623　フォロワー数：1608

総PV：113,143

日間最大PV：4047/日(1月20日)

第一話PV：6938

カクヨムコン週間ランキングラブコメ最高16位

フォロー率（フォロワー数/第一話PV）：23.2%

★/F率（⭐/フォロワー数）：38.4%

（ただし完結後なのでフォロワーはかなり減少しているため参考値）

　最近の書籍ラブコメの流行を受けて「不道徳系」という方向性で攻めて突っ走ってみました。楽しんでいただければ幸いです。

　ちなみに前回のカクヨムコン9に出したラブコメが⭐400、フォロワー数1200程度だったので、当初の目標としては⭐500、フォロワー数1500程度だったのですが、結果としてそれを上回ることが出来ました。

　せっかくなので、何か賞を取ってくれるといいんですけどね。

　ところで今年のカクヨムコン10ですが、去年まであった「ジャンルごとの日間TOP100からピックアップ表示」がなくなって流入が激減したため色々なところから悲鳴が上がっていた印象があります。私も去年ならこの作品でフォロワー2000はいけたかな感もあるんですが・・・まあ、条件はみんな一緒だからしょうがないですね。

　ただ今回は最後の方で、スマホ版カクヨム「小説を探す」のページにある「話題の長編」に掲載されたのがよかったです。ここはカクヨム総合日間ランキングのうち長編(10万文字上？)TOP100からランダムで12個表示されるようです。

★この一年の経緯

　今から一年前、それはカクヨムコン９の余韻冷めやらぬ2024年二月のことでした。私はなぜか「カクヨムはファンタジーが多すぎでＳＦが少ないのがよくない！」と思い、次のカクヨムコンではＳＦ対ファンタジーで小説バトルの話を出そう！　と心に決めたのです。要するに小説で殴り合う話ですね。

　ざっくり設定を決めて、キャラを固めて書き始めたのが三月のこと。Xのスペースでちょこちょこ見てもらいながら十万文字の第一稿を書き終わったのが四月中旬。最終的に推敲を経てGW明けに完成を迎えたわけですが、この時点ではカクヨムコン10まで半年以上あるんですよね。

　ということで、方向転換してこの作品は公募に出すことにしました。（ちなみに今現在はＭＦの公募に出しています）

　そして月日は流れて九月、夏休み中にプロジェクト・ヘイル・メアリー（名作ＳＦです）を読んだ私は「やっぱりＳＦだろ！」と思って「月から来た女の子とボーイミーツガールなジュブナイルＳＦ小説」を書き始めました。これもＸのスペースでちょこちょこ見てもらいながら十万文字書き終えたのが十月末。

　ここまで来てふと、「カクヨムではＳＦはウケない」という事実に（今更）思い当たったのですが、ちょうどその時ＧＡの公募をやっていたんですね。ということでこれは公募に出すことにしました。縦書きにしたら上限の130枚ぴったりだったし。

　結局、カクヨムコン10に出すものがなくなってしまい、慌ててラブコメを書き出したのが十一月中旬、突貫で十万文字書き終わったのが十二月頭、そこから推敲始めて投稿開始が十二月十四日となったわけです。完成してよかった（ＳＦはどこに？）

★今回の作品について

　ところで今回のメインヒロインは「妹の友達」です。これ、私的には好きな設定なんですけど商業ラブコメではあんまりないんですよ。友達の妹の小説はいっぱいあるんですけどね。なんでだろう。みんなもっと妹の友達書こうよ！

　なお、お読みになった方はお分かりと思いますが、今回のラブコメはかなり「えっち特化型」です。と言ってもＲ15なのでエロ描写はないです。エロ無しでエッチを表現するという、いわば「ドーナッツの穴を描く」みたいなものです。

　そしてタイトルについて。元々は「妹の友達がセフレだった」で考えていたんですけど、カクヨムではキャチコピーのほうが目立つので、最終的にタイトルとキャッチを逆にしてセリフ系タイトルにしてみました。長文タイトル全盛の中でちょっと浮いてますが、ラブコメっぽいし、いいかなと。