苦手なものたち
寒い。
ここのところ、とても寒い。他愛のない会話で天気や季節の話をしがちな人間なので、ここでもそういった話題になりがちなのですが、暑いと寒いのだと、どちらが苦手かと言われると寒い方が苦手。
そして手袋も苦手。
この手袋が苦手ということを長年言い続けているのですが、なかなか同志が集まらない。つけないと手元が冷たい風でチリチリ痛むし、つけるとかなりあたたかいので、冬には必要な物だと思う。それでも、私はあの手袋というのがどうにも苦手。
なんだか、そわそわする。ごわごわする。正確にいうと、手袋を着用して歩くと、ひじょうにこそばゆい。指がそわそわして、落ち着かないし、なんだかむず痒くなってしまう。
そんな苦手な手袋の話題から、自分の苦手なものってなんだろうかと考えてみた。嫌い、というか、苦手という単語がしっくりくる。どうやらこの「嫌い」という単語も私は苦手なようで、これが嫌いだ! と主張しようとすると、心がむずむずする。なので、苦手なものという言葉で考えてみると以下のようです。
苦手なものたち
〇手袋
〇ごま豆腐
〇殺虫剤
〇人の名前を覚えること
苦手なものと聞かれたら、パっと思いつくのはこのあたり。
手袋は前述した通りで、ごま豆腐は、食べるとぷるぷるする。殺虫剤というものが苦手なのには、エピソードがあるのですが、簡単にいうと子どもの頃に、殺虫剤でハエを退治したときに、たまたま卵をもっていたようで、蛆がぷりぷり産まれてきてしまうという、非常にショッキング場面に出くわしたからです。
それ以来、虫を見つけても殺虫剤ではなく、ムシアミやら何やらで外に追い出す方式に変わりました。
人の名前を覚えることは、知人もそうだし、映画や小説なんかの監督、著者、俳優もろもろと名前を覚えるのが苦手です。知人に関しては、数か月会わないとパッと名前が出なかったりするので、いかんなあと思います。
映画や小説も大好きなのに、これがまた頭に入らない。監督・俳優・著者とかを、さらっと言える人は、かっこういい。憧れる。
そして、迷走。何となしにはじめたこのカクヨム。
小説を書いてみたいやら、何やら思いながら、まったくもって形にならずエッセイというジャンルで文字を書いてはいるものの、果たしてエッセイといっていいのかどうか。というか、エッセイというのは何かこう、奥深いことを思考する人がこれぞという表現や文字を使って読者に共感や笑い、いろんな感情を楽しませてくれるものであって、私のこれは、ブログというか……記録というか……エッセイとは……それに、文章は「ですます」がいいのか「のだ」形式がいいのか、もう、まったくわからない……わからなくて迷走している。
何かのためにとか、これを主張したいとかではじめたワケではなくて、文字って楽しいよなあ、というのを久し振りに思い出して、書きはじめたものの、昔の方がもっと良い文章を書いてなかったか……? と思ったりしている。
いや、でも良い文章を生み出す人はこの世にたくさんいるのだから、私は私なりに書いてもいいはず。で、苦手なものの話をしてみましたが、ここはひとつ「自分語りが苦手」も、加えていいかもしれないです。
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