恋愛音痴だった大学時代の黒歴史のその後の話。
逢坂 純(おうさかあつし)
今の僕はどうだろうか?
最近の僕は、男女関係なく好意を持った相手には「好意があります」とキチンと伝えるようにしています。
人間の心の中というのは、どんなに推し量ろうとも理解不能だからです。
その人の人間性はその言動でしか判断することができないからです。
だから僕は好きな相手にはちゃんと「好意を持っているよ」と伝えるのです。
それは人間関係を円滑にするためには、絶対条件だと思っています。
言霊とでも言うのでしょうか。
人に刃を向ければ刃が返って来る、人に好意を伝えれば必ず好意が帰って来る。
僕はそう信じています。
僕の姉も言霊のようなものを信じています。
僕の姉はたとえば「ご充実さまでした」のような言葉をよく使います。
「お疲れ様でした」という意味です。
それは「疲れたー」の代わりに「充実したー」と言った方がその日一日を充実した一日に変えることができるという考えからです。
僕の姉は運気を大切にする人です。
ネガティブな言葉ばかり吐いている人には、ネガティブな経験しかできないと言うのが姉の持論です。
その反対にポジティブな言葉を常に使っている人は、自然と運気が引き寄せられ幸せな日常を送ることができるのです。
それは、ちょっと宗教的な考え方なのかも知れません。
それでも、確かにその通りだと姉の言葉には「言葉の力」を感じます。
姉と会話をしていると、いつもポジティブな気持ちになれます。
その姉の言霊の考えを常に聞いていると、僕にもその言霊の力が少しでも分けてもらえたように、僕も周りの人を「言葉の力」で幸せにすることができるのではないかと思いますし、少し偉そうなことを言わせて貰えば、実際に周りの人に幸せを与えているのではないかと思っています。
「言葉の力」はそれだけ強力なもので、それは大きな強みなのだと思います。
僕はよく人から「前向きだねー」と言われることがあります。
ポジティブな言葉を常に発しているように心がけているからなのでしょうが、それが「悩みがなくて何も考えていないんじゃないか」と人に思われているんじゃないかとも思っています。
「悩み」、人それぞれでその悩み事は違います。
当たり前のことですが、悩みは人それぞれです。
僕は急に不安になったりすることがあります。
それは僕が抱える統合失調症という精神障がいのせいだと考えます。
聴こえる幻聴、沸き上がる妄想、それが僕の大きな悩みなのです。
朝起きて、寝ぼけ眼の時僕は現実が夢の続きのように思えて、不安になることがあります。
それが僕だけが感じることなのか、誰もが感じることなのか、僕にはわかりません。
だけど、この感覚はいつか自身の創作に役立つものだと、ここでもポジティブに考えるようにしています。
恋愛音痴だった大学時代の黒歴史のその後の話。 逢坂 純(おうさかあつし) @ousaka0808
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