変態の独白

私の名前は丸町マルマチ あいろう愛郎アイロウ

この『アナザーワールドキングダム』の名前はパッツパツでやっているぞ。


私はパンツ一丁の変態だの何だの言われているが、私は好きでこの格好をしているんだ。

…………待て、やっぱり変態じゃないかとブラウザバックするのは止めて貰おうか。


何故この格好をしているかだが、そもそも私は「純粋な物」が大好きなんだ。

純粋な心、純粋な身体……それは、その人自身の魅力に直結すると思っている。


だからこそ私は裸で走り回り裸で料理をこなし、裸で植物を育てているのさ。


……変に思うか?

実は私自身もそう思っている。

やっぱり、これ変なんじゃないかって。


でも「純粋な物」を好きな気持ちは本物なんだ。


だからこそ、人に「純粋な笑顔」を生み出せる料理人という職に着いた。

この完璧な料理スキルで人を笑顔にする時が一番生を実感するんだよ。


その時、気づいたんだ。


本当に「純粋な物」というのは人のなんじゃないかって。


トグ君、最近笑顔が足りてないんじゃないか?


自分の欲求に逆らって生き続ける時程、人というのはストレスがかかるものさ。


それが快感になる人も居るけど、君は苦しがっていた。


それなら無理に我慢する必要なんてない。


これはゲーム、君の思うがままに楽しめば良いんだよ!!


この私も、メイクも、玉藻前も、雪の妖精も、そして君自身も――――それが一番望んでいる事なんだ。


何故なら私達はその為にここに居るのだから。

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