評価Fが世界最強に

藍水あかさ

第1話最強は動き出す。

この世界は実力主義が根付いている評価が高いやつほど裕福で評価が低いやつほどほとんど人権がない。そう俺こと藤日三月(ふじひ みつき)みたいな評価Fなんかは

「オラー。」

声と共に俺は吹っ飛ばされて俺は、壁に激突して崩れ降りた。俺を吹き飛ばしたのは、毎日ように俺を虐めている奴らのリーダーの、黒鏡陽(くろかがみ よう)である。

「毎日毎日ありがとうなサンドバック君。」

と笑いながら屋上を後にした。そして数分間、俺は屋上に大の字になっり、その後、ふ〜う。とため息を吐き出しながら立ち上がった。

「あいつら相変わらずに酷いな。」

「そうだよね〜あいつらみつを毎日毎日。」

と言いながら屋上に上がって来たのは、俺の幼馴染の藤川充(ふじかわ みつ)である。いつもホワホワしており、俺に近寄って来て俺の砂を払ってくれた。ちなみにお互いの名に、『みつ』と呼び合っている。

「みつ、毎回毎回言っているけど俺に構わなくっていいよ。現状は俺のせいなんだから。その上みつは、かなり評価が高いんだから。」

「そんなことどうでもいいの!みつが傷つく、みつが良いとしても私が嫌なの。」

と言いながポコポコと殴ってきた。が全く痛くない。

川「もういいよみつなんて知らない」

と言って屋上を後にしてしまった。

「それを言って毎回後悔して我慢できずに、近寄ってくるのはみつからんだから。まぁいいや時間がなんとかしてくれるはずだ。よしきつねうどん食べに行くか。」

と言って俺は立ち上がり俺も屋上を後にした。

そして次の日俺は珍しくいじめを今日は受けなかった。なので、今日は早く帰れる。と思っていると俺のスマホが震えた。俺は嫌な予感が全身に走った。恐る恐る俺はそのメールを見た。が瞬間俺は走っていた、そう俺のスマホに届いていたのはみつからのメールで『助けて』と届いていたからだ。

この学校には、いじめのスポットがいくつかある。その一つが屋上である。

俺は屋上の扉を勢いよく開けた。するとそこには男子生徒が数人が屈んでいるみつを囲んでいた。

日「おい何やってんだお前ら。」

と俺は珍しく、大きな声を出していた。

「みつ!!!」

「誰だよ。ってお前はサンドバック君じゃないか。まさかお前が助けに来たのかwww。」

「そうだと言ったらどうする。」

「それは傑作だなwww。」

「まぁいいや、てかお前らいいのかそんなことして、俺とは違って、こいつはかなり評価は高いぞ。」

「あぁ確かにそうだな。だがな、俺らの中に彼女持ちがいてよ。その彼女がもう少しでTOP10に入れるんだがな、こいつが邪魔でな、だからこいつを落として席を開けようと思ってよ。」

とこいつ考えていること本当にやばいな。TOP10とは、この地域一の学園があり、その学園が提示しているのが『この地域の各学校の成績優秀生、十人を無償で入学させる。』となのでこの学校もTOP10を競い合っている。そしてみつはTOP10に入っておりこいつらの中にも何人か入っている。

「お前考えている事やばいな。」

「そうかな、俺はそこまでだと思うんだけどな。まぁいいやそんなこと!!!」

と言ってそいつは振り向きみつの方を向きその手を大きく振り上げて、みつの頬に平手打ちをした。パチン。と乾いた痛々しい音が暗くになっていく屋上に響き渡った。そんな光景を見た俺は、自分の中で何かが切れた。

「おら、学校に来れないぐらいにしてやるよ!」

ともう一発叩こうとして、大きく腕を振り上げた。次は拳を固めていた。がそれを俺はその腕を掴んで止めていた。

「誰の女に手を出してんだテメェ」

と明らかに殺意が籠った声が俺の口から出ていた。と共に俺は掴んだ腕に力を入れ始めた。こいつは、俺の前でしてはいけないことをした。

「な、なんだよ。って離せよ痛いな。雑魚が、」

「どっちが雑魚だ。人の女に手を出しやがって。」

俺がなぜここまで切れているかというと、俺だけに手を出すのはいくらでも出していいが、みつに手を出すのは、みつに手を出すのは、みつの親戚や肉親だろうが俺は許さない。そんなことを思っていると、さらに力が強まっていた。

「あぁいいさ、お前が俺を、雑魚というなら、やろうじゃないか。」

「お前、本気で言ってるのか。やってやろじゃないか。」

「おぉ熱いね。実に熱い。」

と今にも殴り合いが始まってもおかしくない状況にあってない間抜けた声が屋上に響き渡った。

俺はその声の主がすぐにわかった。なんぜなら俺が今こいつの次に、憎い奴だからだ。

「なんですか。生徒会長さん。」

「いいよ、お兄ちゃんって呼んで我が弟よ。」

とふざけたことを言うのは、俺の唯一の家族である。そして俺が一生恨むであろう奴だある。兄さんこと、藤日三月(ひじひ さんがつ)である。

兄さんはこんな感じだが、一様生徒会長である。

「一様ってなんだ、一様って。俺はれっきとした生徒会長だ。」

「じゃあ俺の前でも生徒会長らしい行動をしてくださいよ。」

「もー、いいじゃないか。この学校で信頼してるのはお前だけなんだから。」

「はいはい、そうですね。うんで、生徒会長さんはなんで、ここに来たんですか?」

と俺がさらっと受け流し、本題に戻った。だって俺は今正面に、話についていけないやつの顔面を殴りたいぐらいだからだ。

「あれなんでだっけ?」

「殴りますよ。本当に、」

と殺意を出して言うと、怖気ついたのか。

「はいはい真面目にやるよだから殺意抑えてね。じゃあ話を戻して、君たち今、『決闘』の約束をするなら、生徒会通してもらわないと。」

「そうですねよ。三月生徒会長さん、だから、俺はあいつみたいに、早とちりしてないですよ。」

とやっと話についてこれた、陽が口を挟んできた。

「そうだよね。成績が優秀な陽くんがこんな雑魚とは、違うよね。」

「そうだすよ。だからこんな調子物の雑魚を、俺が目を覚ましてやろうかなっと思いまして、なので、三月生徒会長さん俺は、この雑魚に決闘を申し込む。」

と堂々と宣言した。その後ろで兄さんが、うわぁ~さすが。と笑顔で言っていたが、目が殺意に満ち溢れていた。てか俺はこいつに煽られたのか。なら

「ははは、面白いね。雑魚が、お前のその自信に満ち溢れたのをへし折ってやるよ。」

と笑ってやった。

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