第20話 水族館ですの!
今日は美麗さんと約束していたレストランに行く予定だ!
と、そのまえに前々からデートの行先の話をしていて水族館に行きたいですの。と言っていたので水族館にまずは向かう!その後にディナーでもっていう完璧なデートプランだ。
ということで水族館にやってきました!
今日の美麗さんは、レースブラウスにタイトスカートだ。ヒールを履いていて、もうちょっと高いヒールだったら身長追い抜かれるとこだった。あぶないあぶない。これからもっと成長していけ?俺の身長。
家族連れが目立つけど、カップルもちらほらいるな。大抵男一人に女性複数だけど。俺と美麗さんは二人だから、ちょっと目立つっぽいな。
そんなことを思いつつ、水族館入口の案内板の前に移動する。水族館の地図を眺めながらなにから見るかの相談でもしようか。先に見たいのあるかもだし。
「なにから見て回ろうか?」
「順に回ってみたいですの!」
目キラッキラしてるね。魚好きなのかな?後ろにもキラキラオーラが出てるように見えるよ。
「うん。そうしようか。」
そうして、水族館の色とりどりの魚たちを見て回る。どの展示にも説明が書いてあって楽しめる。
美麗さんがある水槽の前で立ち止まる。チンアナゴか、かわいいよねこいつ。
「かわいいよね。チンアナゴって35年~40年生きるらしいよ。もしかしたら俺らより年上かもね?」
「そうなんですの!?チンさんですの…。」
略称はそれで合ってるのかい?まだ聞かなかったことにできるよ?
「ふふっ。チンさん小さくてかわいいですの。」
おいやめろ。
おっ!ちょうど近くに話題かえられそうなものがあった!危うく軽く頭にチョップぐらいだったら許されるかなって
「あっちにヒトデとかナマコ触れるコーナーがあるね。触ってみる?」
「はいですの…。」
「露骨に嫌そうだね!?ここはスキップしよっか。」
「だ、だいじょうぶですわ!いきますの!!」
「ちょちょ、無理しないで!」
腕を引っ張る美麗さんを止める。どうやら俺が触りたいと思ったみたいだ。
そんなことはないので安心してほしい。チンさんチンさん言ってたから話題変えたかっただけなんだ…。
そうして、ゆっくりと水族館の展示と二人の空間を楽しんだ。
「美麗さん、時間だ!ペンギンの散歩と餌やりがある!いこう!!!」
そう言って手を取り美麗さんはヒールなので気持ちだけ早歩き。テンション上がっちゃった。大好きなんだよペンギン。なんであんな可愛いんだろうね?
ペンギンの散歩を眺めつつ、かわいいね。などと言い合ってると、とうとう餌やりの時間になった。
「一緒がいいですの。」
「!うん。一緒にあげようか。」
一人じゃちょっと怖かったのか、一緒にあげたいと袖をちょいちょいされながらお願いされた。こんなかわいくお願いされて断る男なんていないよな?
そうして一緒にエサもあげて大満足…。と、一息ついているとペンギンショーがある!?とのことだったので、一緒に見てまた満足した。ペンギン最高!
「いやぁ、たのしかったね。美麗さんもペンギン好きになってくれてよかった。かわいいよね!」
「はいですの!触れなかったのは残念でしたけど、楽しかったですの。-----イルカショー…ですの?」
美麗さんが水族館のパンフレットを見て、このあとにあるイルカショーに気付いてくれた。
すっかりペンギンに夢中で忘れてたな。言われて気付いた!イルカショーもあるのか、忙しい!!
「忘れてた!見に行こうか!あっ、まだ足大丈夫?今日ヒールで来てくれたもんね。ゆっくりいこうか。」
「ありがとうですの!」
腕に抱き着いてきた。かわいい。そのまま腕を貸して一緒にイルカショーを見に行った。
イルカショーの時間を少し越えてたようで、急ぎ客席に座る。
ショーの最中にイルカのジャンプがあり二人そろってズブ濡れだ。時間なくて透明のレインコート買えなかったもんね。そりゃこうなる。そんなズブ濡れなお互いの姿を見てひとしきり笑い合った。
暖かくなってきたとはいえ、濡れたままじゃ風邪を引いちゃうってことで売店で服を買い、お揃いコーデのバカップルになった。
ペンギンの写真に水族館の名前がプリントされてる結構かわいいやつだ。ペンギンがかわいいんだから、かわいい。いいね?
「ど、どうしよ…。レストランこれじゃまずいよね?着替えに帰る?」
「このまま一緒にいたいですの…。」
はい、かわいい!!美麗さんお持ち帰りでーす!
その後は、売店でみゆちゃんにお土産も買いつつ俺の家に帰った。沙耶に連絡も入れていたので、三人で美味しくご飯を食べて解散!
レストランはまた今度だね。と約束しつつ迎えのリムジンに乗る美麗さんを見送る。ぺんぎんの手を握って振ってくれたので、俺も手を振り返した。
美麗さんの添い寝は今日からペンギンになるのかな?前のクマよりでかいから丁度いいかも。今度みゆちゃんに聞こっと。
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