神を宿して世界て起こる四大厄災を鎮める名家に生まれた本好きの深窓の令嬢・白寿。
跡取り息子の白亜が帰ってこないのを心配して出かけた先で、商人とともに旅をするザックバランな少女、黄葉と出会い――
祟り神を鎮めるながら、家族との亀裂。
そして、どんでん返しに驚かされました。
きれいにまとまりすぎているぐらいまとまった、展開が分かりやすいストーリー。
かと言って、どんでん返しが入り、サスペンスとしても楽しめます。
キャラクター造形もバランスがよく、優しさに溢れたよい作品だと思います。
個人的には、「そうかなぁ?」と思っていたことが最後の方で明らかになるのかな?と思っていたのですが、作品内でも「そうかなぁ?」でエンディングを迎える点が、逆にいいオープンエンディングになっていると思います。
ラノベであれば、最後に確定してしまうオチが多いと思うのですが、あくまで一解釈として、読者に委ねて、そっとしておく勇気が、いい余韻になっていると思います。
かわいい少女たちがお互いを思いやる和風ファンタジーとして、おすすめです