異世界人に選ばれた文献は、数多のネット小説でした。

nsf投げっぱなし劇場が閉じられてからすっかり油断してました……
相変わらずひどい。畑に植えられた熊に生肉を与えていた頃を彷彿させるひどさです。
ひどすぎて表情筋と腹筋にクリティカルしてます。

本作は異世界から勇者を呼び寄せるのではなく、異世界に勇者を送り付けるためにわざわざ現代日本にやってきた異世界人である髭面魔法研究者ザゴンと女武官リーアの、勇者候補トラック轢き逃げ物語です……可笑しい、これでも大分要素を削った筈なのに、この字面だけで既に酷い話に見える……

異世界に送られる、老人、少年×2、老人、駄菓子屋(半分)、ブロック塀(100メートル)、庭木、土佐犬(お連れの老人付き)、老人、老人(多分植木付き)、おさげ女子高生、ブロック塀×2、桜、老人……はたして異世界に送られた百四十二人の中から勇者とヒロインの座を勝ち取るのは一体だれなのか。
髭とリーアさんはさっさと捕まってくれ。


あとひとつだけ確認したいんですけれど。
洋服ダンスも古い本も十分古風ですけれど、トラック転生もそろそろひと昔前なのでは？？？？