※読み合い企画からのレビューです
悪魔が当たり前に存在する世界
対悪魔犯罪特別捜査機関で働く主人公・テオは、悪魔だらけの第八部署へと転属させられてしまい──という導入から始まる本作品は、独特の世界観と、七つの大罪になぞらえた悪魔たちが魅力だ
天才肌で、優秀過ぎるがゆえに飛ばされたテオもまた、性格に一癖あって非常に魅力的なのだが、やはり"暴食の悪魔"たるランシールの可愛らしさは際立っている
見た目も言動も子供そのものであるにも関わらず、やはり悪魔であることを再確認させられるシーンも多く、テオとランシールという危ういバディには、信頼と同時にほのかな不安が漂うのだ
そして、本作品の面白さは、この"危うさ"にあるとレビュー者は感じている
何が起こるかわからない、先の読めないこの危うさが、物語をハラハラドキドキするものへと昇華しているのだ
章タイトルからして、今後はランシール以外の別の悪魔ともバディを組んでいくのかもしれない
そのたびさまざまな色合いに変わるであろう本作品の先が非常に楽しみだ
読みやすいので、是非一読してほしい作品である
いいですね、バディもの。
そしておそらくですが話の構成から察するに、事件ごとに別の悪魔とバディを組んで調査をしていくのかな、という雰囲気があります。
悪魔ごとの得意・不得意を切り替えてチームプレイをしているような雰囲気が感じられて、期待感が持てますね。
そして、事件の捜査シーンも実直な雰囲気が感じられて、実に好感が持てます。
地道にコツコツ積み重ねるタイプのお話は、努力とともに実績を感じられますからね。
そして、主人公が天才肌でありながらも少し捻くれてて人間臭いところがまた味があります。
他作品によくありがちな「主人公が善性の塊」であることに疲れた私にとっては、実に良く馴染む、親しみが持てるタイプです。
そして主人公以外の登場人物もなかなか癖が強く、人間味があります。
一話あたりが非常にコンパクトですが、とてもよくまとまっているのも、読むのに負担がなくてポイント高いです。
いやはや、作品の続きが気になりますねぇ。