おっぱい

起き上がる

第1話合格

隆と梨花は、高校一年生の頃から付き合っていて高校三年生になって同じ大学に合格した。


カラオケ屋で二人で打ち上げした。


隆に取っては梨花は高嶺の華だったが、梨花が高校一年生の春に


「好きです!付き合って下さい!」


と告白してきた。


隆は、三年間、一回も梨花に手を出してない。出せるわけ無い。隆には梨花と付き合ってる事自体が奇跡的な事だからだ。


「隆、わたしの事、本当に好き?」


マジマジと見て梨花は隆に聞いた。


「そんなの決まってるだろ!」


と隆は、素っ気なく言った。


梨花は、寂しそうだ。マズい、このままじゃあ別れる。


「梨花、お願い事あるんだけど。」


唾を飲み込んだ。


「何?」


梨花は、不機嫌そうだ。


「一生のお願い事、聞いてくれる?」


こんなところで一生のお願い事を使うとは。


梨花は、不思議そうな顔をした。


「何?」


「お、お、おはよう〜。」


「もう、夕方だよ?」


言えない。困った。でも、これじゃあ変態だ。


「帰ろっか?」


と梨花が帰ろうとした。


「待ってくれ!」


初めて梨花の手を掴んだ。


「あ!」


「あ!」


と隆と梨花は同時に口にした。


「梨花!お、お、おっぱい見せて!」


フラレる覚悟で隆は言った。


静寂が、流れた。


「隆。」


優しい梨花の声。


「俺、梨花の事、好きだ!」


目を閉じて隆は叫んだ。


「隆、目開けて。はい。」


梨花のおっぱいが目の前に直撃して隆は感動した。


「ありがとう。梨花。」


「一生、このおっぱいは隆の物だから可愛がってね。」


隆は、涙を流して頷いた。




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