第4話 友達

りすは木の上で跳ねる

小さな足で、風を感じて

広がる森を駆け抜ける

その瞳に映る、光の道。


猿は枝を越えて笑う

仲間たちと、手を取り合い

あの空の向こうまで届くよう

声を響かせ、心を結ぶ。


どこかで見たことがある

二つの影が重なって

違うけれど、似ている

それぞれの世界が交わる時。


りすの足元には

踏みしめた葉の香り

猿の耳には

遠くの音が優しく響く。


森は二人のもの

無限の時を繋ぐ場所

けれど二つの心が知ってる

本当に大切なのは、共に生きること。







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