覚醒者(英雄と魔王を同時に宿した少年は異能を踏み倒す)
@keimei99
第1話大宮友レポートと序章
レポート
名前 大宮友(おおみや とも)
口癖
「無能だから仕方ない」「やれることだけしかやらん」「サポートは任せろ」
出生は普通の家庭の一人っ子親は両親共に市役所勤め容姿も普通だが中学3年の後半色気ついて最近メガネを買った高校から付けて行こうと思っている。
学力
常に首位
本人は「勉強をしないとお小遣いが」や「夜ご飯のメニューが減って、、、」とか「ゲームが壊されうっっっっ頭がっっ」などとほざいている。
性格
普通だが追い込まれると強くなる(メンタル)重度の特撮オタクであるその他にもアニメ等のサブカルチャーは網羅している模様。
能力の有無
無能力者だが覚醒者の疑いあり。
決定的な証拠は無いが今後も監視を続ける。
能力者取締諜報部 雲隠 太郎
異能者それは人生を左右する大きな分岐、私こと大宮友は生まれながらに無能という100人に1人いるかいないかのイレギュラー【異常者】として生を受けた。
ですが親曰く「舐められるな」「1つでも個性を見つけろ」と言われ勉強を始めたのが早3歳そんな家庭環境で育てられた私こと大宮友は人生で塾に行く事なく中学3年最後まで首位を突っ走り晴れて地元の高校に入学する予定でした。
3月最後の登校日を終え皆勤賞バッチと学年テスト首位バッチ更にはきちんと第2ボタンを取られることなく胸に付け(泣)帰っていた時の出来事でした。
地震が起き地面が大きく割れその下に落ち「あっこれ死んだ」と覚悟を決め瞳を閉じてまもなく衝撃と共に水に浸かる。
かなり深く息もできない。視界は全く見えず流れも強い。その時だった謎の声が頭に響く。
【困っているなら流れに身を任せるんだ少年】
【ガキは寝てろ】
一か八か今となっては何故なのかその声に従おうと思った。体が流され意識を無くした。
【お〜い少年生きてるかぁ〜】
【ガキ起きろ】
誰かの声がする一人は優しい男性もう一人は表現すると難しいが厳格な声がする。
目を開け周囲を見渡すと2人の男性が立っていた
【安心したよ〜大丈夫?痛くない?怪我は一通り直したけど】
【心配しすぎだアーサーガキが戸惑ってる。】
その通りでございます。
【ごめんまずは自己紹介だね僕はアーサー、ブリテンの王やってました。】
【俺はイビル、解放戦線って所で頭張ってた】
「アーサーさんとイビルさんですか自分は大宮友って言います。お二人が助けて下さったんですよね。ありがとうございます。」
【正式にはまだ助かってないんだよね】
【一時的にマナを送ってるに過ぎん】
正直言っている意味がよくわからない。
【困惑するよねとりあえず質問あれば受け付けるけど】
「ここはどこですか?」
【遺跡だ】
どこのだよ。
「アーサーさんとイビルさんはいつからここにいるんですか?」
【ごめんいつからかはよくわからない状況は君と一緒だよ目が覚めたらここにいた】
【そういう事だ】
「なるほど、では最後の質問ですが何故体が透けているんですか?」
【なんだそんな事簡単だよ。僕らは一度死んでいるからだよ】
拝啓呼んだこと無いけど父上、母上僕は等々おかしくなった様です。目の前に幽霊がいます。
【おいガキぼ〜としている暇は無いぞ先程言った通りお前の体には時間が無い2つの選択をさせてやる死か契約だ】
【攻めるねぇ〜イビルまぁ仕方ないけどね】
「契約しましょう。」
【【即答!!】】
正直理解できていないがあと少ししか体が持たないのも本当だろうだったら決断は早いほうがいい。
【じゃあよろしくね】
【世話になる】
「何だかよくわからないですがよろしくお願いします。」
この時世界に初めて能力者とは違う覚醒者が誕生した瞬間だった。
2話へ続く。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます