第23話 火曜日のアメリカンブルー
冬の間、刈り込まれた鉢のアメリカンブルーは、短い姿のままだ。
しかし、出窓の水さしアメリカンブルーは、葉に元気がないものの、相変わらず次々と花を咲かせている。
いつも花がある毎日をありがたく過ごさせてもらっている。
1日しか咲かないので、花がらを毎日つみながら、希望をもたらせる花だった事を知った。
アメリカンブルーは、一年で終わりと思われていることが多いそうで、秋を過ぎると破棄されているようだ。
毎年咲いて、しかも、水さしで咲くなんてこと、知る人は少ないかもしれない。
秘密めいた事って、得した気分。
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