第7話 日曜日の明かり取りの窓

高い位置にある小さな窓。

そこからさしこまれる光のラインは、鋭さを秘めたあたたかさを運ぶ。

時間をおうほどに変化をみせるから、あく事なく、空いた時間をうめる、ちょっとした鑑賞会。

時間とともに運ばれる光の強さは次第にやんわりとしてきて、やがて空気に溶けこむように、すぅっと消えてしまった。

明かり取りから差し込む光のわかりきった魔法にひっかかってみるのも悪くない過ごし方。

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