怖くないホラーのアソート

待居 折

はじめに

 初めましての方もそうでない方も、先ずはこんにちは、或いはこんばんは。待居まちい おれると申します。



 突然ですが、皆様ホラーはお好きですか?


 カクヨムは沢山の作品で溢れかえっています。偶然ここに流れ着いた方もきっといらっしゃるでしょうから、「苦手」「嫌い」と答えた方も少なくないかと思います。


 では、質問を変えまして…ホラーに「興味はありますか?」


 きっと、さっきよりも多くの方が「…まぁ…そりゃ多少は…」と歯切れ悪く答えると思います。

 何かの手違いでこれをお読みの方も、タイトルで引き返す事も出来たはずです。一歩進んだという事は、程度の差こそあれ、興味がゼロではないはずです。


 そうした「興味はあるけど怖いのは苦手」という方に向けて、このお話を書き始めてみました。


 ここでは、知る限りの怖い話を私なりにランク付けして、少しずつ書いていきます。

 皆様には、読みたい気分の時に(或いは覚悟が決まった時に)、拝読していただけると嬉しいです。



 こう書くと、「何が嬉しいんだ」という声が方々から聞こえてきそうです。勿論、これには明確な理由があります。


 思わず息を飲む冒頭。ヒヤリとしながらのスクロール。全く救いのないオチ。それでいて充実した満足感に浸れる…そんな感覚を高い濃度で摂取出来てしまうのがホラーなんです。

 これを知らないままというのは、少しばかり勿体ないように思えたのが、この物語を書くきっかけでした。



 少しばかり前置きが長くなってしまいました。次では、この物語の楽しみ方を説明させていただきますね。

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