第14話
「心境の変化はあったか」
変化ね。考えなくても分かるのは何故。
あれだけ憎んでたハク族。あそこにはいいものも悪いものもごちゃ混ぜ。だからかな殺しではなく苦しめなんて思ったのはなんて私が弱いだけかも。今頃ジャラはどうしているんだろう。
「そんな悲しそうな顔するな」
「大丈夫大丈夫。何も間違ったことはしていないですよ。全部僕達のせいにしておけばいいんです」
それはちょっと嫌かな。
「共犯者ってことに」
反応がないと思い2人の顔を見る。私また口に出てたのか。
「もう共犯者だろ。遠慮はいらない泣け」
リンに柔らかく抱きしめられてサクラには頭を撫でられている。安心したのかな。
私は温かな2人の元で泣いてしまうのだ。
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