4 読み返して誤字を直そう
おすすめレビューが書きあがりました!
早く投稿したい気持ちもあるかもしれませんが、少し落ち着いて。
小説も、見直しや推敲が大事だといいます。小説のように何日もかけて推敲する必要はないですが、少なくとも一度は、自分の書いたレビューを読み返しましょう。
私は読み返す際、こんなことに気を付けています。
・誤字脱字はないか?
・固有名詞は間違っていないか?
・ネタバレはしていないか?
・解釈違いを起こすような表現をしていないか?
・ガイドラインに抵触しないか?
①誤字脱字はないか?
私は誤字脱字を、「ご飯に入った小石」だと思っています。どれだけ美味しいご飯だとしても、その中に小石があれば、噛んでジャリッと不快な思いをしてしまいますよね。他人にあげるご飯ならなおさら、異物は入ってはいけないものです。
小説やレビューの文章も同様。どれだけ優れた文章を書いていても、誤字脱字があるだけで見劣りしてしまいます。
私は誤字脱字チェックのために、以下のことをしています。
1,音読する。
声に出して読むことで、書いた文章を耳で聞くことができます。
黙読よりもゆっくり文章に目が行くので、誤字脱字に気づきやすくなります。
また、同じ言葉を多用していたり、接続詞を使いすぎていたり、わかりにくい表現をしていたりするのにも気づきやすくなります。
2、音声読みあげツールを使う。
私はパソコンのブラウザで、「音声で読み上げる」機能を使っています。
他人(コンピューター)に読んでもらうと、誤字脱字の文章があればすぐに耳が違和感を覚えます。この機能を使うようになってから、誤字脱字に気づくことが多くなりました。
小説の最終チェックでも私は使っていて、とてもオススメです。
②固有名詞は間違っていないか?
誤字脱字と同じくらい重要なのが、作品の固有名詞です。
作品のタイトルはもちろん、作中のキャラクター名や地域の名前など、固有名詞の間違いがないかを必ずチェックしています。
名前は、読者にとってはあまり馴染みがなく、ときにはわかりにくいものもありますよね。それで、つい、書き間違えてしまうことも……。
でも、オリジナルの固有名詞は、作者が考え、想いを込めて付けたものです。固有名詞の間違いは、誤字脱字同様、作者にとっては快くないものです。どれだけ優れた文章を書いたとしても、キャラクター名がひとつ間違っていたら、ガッカリさせてしまうかもしれません。
私はレビュー内に固有名詞を書いた場合、何度も注意深くチェックしています。カタカナの長い名前などは、特に気を付けています。まず、書く時点で、直接入力はしないです。あらすじやエピソード内の文章から固有名詞をコピペしています。
③ネタバレはしていないか?
④解釈違いを起こすような表現をしていないか?
⑤ガイドラインに抵触しないか?
あとは、レビューを読んだ作者や読者が不快な思いをしないかどうか、改めてチェックしています。
ネタバレありのレビュー機能もできましたが、私は基本ネタバレなしで書いています。なので、「この文章はネタバレにならないか?」と気を付けて読み返します。特に短編で、伏線やどんでん返しなどの展開を使っている作品は注意しますね。
解釈違いを起こすような文章にも気を付けています。自分では褒めているつもりでも、読み方によっては不快にさせてしまう危険がある文章がないか。あまりにも感動して勢いで書いてしまったレビューによくあるので、ちょっと時間を置いてから読み返すこともあります。
あとはガイドラインに抵触しないか、当たり前ですが、見直しています。レビューを投稿する際に、カクヨムの画面に出ている文言をチェックします。
・作者やユーザーへの誹謗中傷
・小説と関係ない内容
・誤字や脱字の指摘
・小説を読まずに投稿する行為
・配慮の無いネタバレ行為
レビューを書く側としては、レビューを書いて投稿すれば、ほとんど読み返す機会はないと思います。でも、レビューを書かれた作者は何度も読み返すでしょうし、作品に興味を持った読者も、あなたのレビューを読むかもしれません。
最初にも言いましたが、何日もかけて推敲する必要はありません。でも、書いて投稿して終わり、ではなく、せめて一度でも読み返してみてください。「この文章を他の人はどう思うか?」。そう考えながら読み返すだけで、レビューで伝えたい想いが、より伝わりやすくなると思います。
《まとめ》
・投稿する前に、レビューを読み返そう。
―――――――――――――――
①誤字脱字はないか?
②固有名詞は間違っていないか?
③ネタバレはしていないか?
④解釈違いを起こすような表現をしていないか?
⑤ガイドラインに抵触しないか?
―――――――――――――――
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます