第42話

どうした?そう聞いた俺に

返ってきた答えは

『く るしぃ ッッツ 』

そんな掠れた声


「へっ瑠羽ちゃん?大丈夫?」

光の声が聞こえた


『ッツ…りゅ ぅ ッツ』

過呼吸か


「チッ…瑠羽 少し我慢しろ…」

瑠羽の唇を塞いで

そのまま深く舌を差し込み

瑠羽の舌を絡めとる


「お待たせ~ って えっ? 何?」

拓也の声を聞きながら

俺の腕を掴む瑠羽の手から

力が抜けるまで

唇を塞ぎ続けた


瑠羽の手が落ちた


意識を手放した瑠羽の唇を離し


指で濡れた唇を拭ってやり

抱き直して胸に凭れさせた


光に一応、岸田を呼ぶように言った


「えっ?へっ?何があったの?」

そう騒ぐ拓也…

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