第39話

龍夜の胸に凭れて

目を閉じていた…


不安…?

恐怖…?


父と会う事が

母の事を聞くことが


私の胸の中の

奥深くが疼くような


気持ちの悪い

ドキドキを感じさせて


目を閉じても

それは消えてくれない



息苦しくなって目を開け

龍夜の胸を叩く…


「瑠羽 どうした?」

『く るしぃ ッッツ 』


「へっ瑠羽ちゃん?大丈夫?」

『ッツ…りゅ ぅ ッツ』


「チッ…瑠羽 少し我慢しろ…」

私の唇を龍夜が塞いだ…


「お待たせ~ って えっ? 何?」


そんな拓の声を聞きながら

絡められた舌を感じ…

意識を手放した…




「光…一応、岸田呼んでくれ」

「了解」


「えっ?へっ?何があったの?」


そんな会話は私には届かなかった…



side…瑠羽 end

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