第2話

第2書


図書室で勉強している今は思う。


(やっばっ、昨日ゆっくり寝て思い出した。ゲームの世界に入った。)


記憶はまだちょっとあいまいのだけれど、これは今朝確認した。それは、シャワーを浴びたあとに、自分の顔を自分のものじゃないと分かった。


これはあれだ。恋愛シミュレーションに転生することストーリだね。


で、萌香という人物。うん、子供の頃好きなキャラ即ち僕の初恋だ。


迷い込んでいる間に、萌香さんが僕の隣に座っていたと気づかなかった。


「古川さん、どどどどうしたの?」


「昨日、萌香さんと呼びしてましたね。どうして今は苗字を使っています?」


「えっと、記憶にない情報です…」


なんだこんな状態は?僕、何かした?


「昨日、名前で呼びましたから、私も呼びます。蓮さんは気になる事が言いましたよ。」


まさか聞こえった?


「ふふふ、子供の頃からの初恋ですね。」


今日風間蓮の終わり。完


どうしたらいいの?確かに萌香さんが俺の初恋だけど、どうしてこうになった?しかも、なんでそんなに笑顔になっているの。


「私はそんなに鈍感ではありませんよ。嬉しいです!蓮さん真面目で、いつも先生たちの手伝いしてて、稲妻大学に高評価されていますよ。」


萌香さんは僕のことを知っている。


急に呼吸が重くになった。


「僕はどうしてここに?」


「落ち着いてください。今は起きたばかりですから。」


そして、萌香さんが優しく僕の両手を握った。

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初恋だったNPCの世界に転生したらしい レンレン @RenItkr

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