第7話 初お仕事の話

魔法を習って随分経った、

使える魔法はどんどん多くなって行って覚えた魔法のほとんどは無詠唱で使えるようになった


ママにとても褒められてめっちゃいい気分

なのでいつものお返しに無詠唱のコツみたいなの教えようかなって思っている、けどこれを使えるのはオレだけって女神様が言ってたしママに教えても使えるのかな?


まあ教えるだけ教えてみよう


「ママー!」


「ん〜?どうしたの?」


「今日はねぇ、わたしが先生になる!」


「あら〜、何を教えてくれるの?」


「ふふん、今日はねぇ、無詠唱で魔法を使えるようにするコツを教えます!」エッヘン


「わ〜い、やった〜!」パチパチ


「えへへ」


よし、張り切って行こ〜!


「んーとねぇ、まずはイメージがとっても大事なの!だから魔法を思い浮かべて、そこから魔法が発動したイメージまでするの」


「うん、わかったわ、ふぅ、、」


「出来たらぁ、そこに魔力を注いで完成! 」


「出来たらそこに魔力を注ぐ、、、」


ピカピカ


ビュンッ!


「きゃっ!、、、え?本当にできた?」


「ね?簡単でしょ〜?」


「ルミナちゃん、、、」プルプル


ん?あれ、あれれ

ママ俯いてプルプルしてる、、あれ?、これ怒ってる?


なんで?なんかダメだったかな?


「えっと、ママ?、、もしかして怒ってる?」


「、、、、、、す、、」


「ん?、す?」


「すごいわ!!!ルミナちゃん!!」ギュゥゥゥゥ


「わっ!ママ!?」


「ルミナちゃん、あなたなんて天才なの!

こんなの出来るなんて、しかもこんなに簡単だなんて思いもよらなかったわ、もっと複雑なのかと思ったのだけれどこんなことで魔法の詠唱を無視できるなんて思ってもみなかった!」


「え?、あ、えへへ///でしょ〜?//すごいでしょ?んふふ、もっと褒めてもいいんだよ?」


「ええ、もっともっと褒めてあげる!褒めても褒めても褒め足りないわ!!!!」ギュゥゥゥゥ


なでなでなでなでなでなで


ギュゥゥゥゥゥゥゥ


よしよしよしよしよしよし


ちゅっちゅっちゅっちゅ〜


「えへっえへへ、///えへ!」


「ん〜〜、、ホントにすごいわルミナちゃん、、、可愛くて素直でいい子で可愛くて頭がとっても良くて優しい子、、ん〜っま」ちゅっちゅ〜


あ〜ママに褒められるの気持ちええ、、、

うへへ、、デヘヘへ、、、


こしょ、


こしょこしょ、


あっ待ってママどこ触って



「ちょっとママ?!あはッあはははッ、こしょこしょやめっ、あははは!、やめて!あはは」


「ほらほら〜、可愛くて、頭も良くて、優しいお利口さんなルミナちゃんにはこうよ!ほらこしょこしょこしょ〜」


「ちょっとママ!あはは、なんでそうな、ははははは!、そうなるの!あは、あははははは!」


ちょっと待って待って!これ以上はダメ!しぬっ、これ以上は笑い死んじゃう!

あはっ、あははは!そこはダメ!あはは!



はぁはぁ、ッ!やばい!笑いすぎて漏れそう!



クソこうなったら仕返しにほっぺたぐにぐにの刑だ!


身体強化!


「ダメッ〜!」ぐぃー


「いひゃい!いひゃい!るひぃなひゃん!」


「ダメだよまだ辞めてあげない!」ぐにぐに


「ぐぇ〜ッ、、いひゃい〜、、、ごめんなひゃい!るひぃなひゃん!ままがわるかったからァ〜!」


「そうだよママが悪いんだから、ダメって言ったのに!暴走して!!笑い死ぬかと思ったんたから!」ぐにぐに


「ごめんなひゃい!もうしないかりゃ〜!

ゆるひて〜!」


「ホントにもうしない?」ぐにぐに


「うんうん!もうしなひ!」


「わかった、もうしたらめっだよ?」


そう言って釘を刺しようやく離してあげる


「ゔっ、、わかったわ

それにしてもルミナちゃん酷いわ身体強化を使ってほっぺを伸ばしてぐにぐにして来るなんてほっぺた取れちゃうかと思ったわ、、、」


「だって、それはママがやめてって言ってもずっとくすぐってするから、、、」


「ぶーぶー、いいじゃない!少しくすぐっただけなんだから!」


「ダメなの!あんまりくすぐられるとおしっこ漏れちゃう、、から、、、///」


「あら?そうだったの?ふ〜ん?別に良かったのよ?漏らしちゃってもママがちゃ〜んと処理してあげるから♡」



「、、、、ママ?、反省してない見たいだネ?

それならほっぺぐにぐに、さらに強くしてあげなきゃね?、、」ゴゴゴ


「っ!、、う、嘘よ!ホントはそんなこと思ってないわ!

ごめんね!、嫌よね!漏らしたくないわよね!反省してるわ!とっても反省してる!」


「うん、それなら良かった」ニコ


「うふふ、、、

あっ、そうそう、言い忘れるとこだったわ、」


「?何ママ?」


「ルミナちゃん、明日お出かけするわよ!

ルミナちゃんの聖女見習いとしての初仕事が決まったの!」


「そうなの?」


「ええ!ルミナちゃんもだいぶ魔法が使えるようになってきてそこら辺の魔物には負けないくらいには強くなってるし、クレアちゃんもメキメキと騎士として実力をつけているみたいだし、1度お仕事をさせてみようってなったの」


「そ、そうなんだぁ、ははは、それは楽しみだな〜」


聖女見習いとしてのお仕事だって?!

それって教会の外に出るってことでしょ?

それに見習いとはいえ聖女としてお仕事するなんて、、、

うぅどうしよう緊張してきた、、大丈夫かな?

初お仕事、失敗したらどうしよう、、

お腹痛い〜、、


「ルミナちゃん?大丈夫?もしかして、怖い?

不安?」


「、、うん、怖い、、、お仕事ってことはここの教会から出るんでしょ?、それに魔物って、会ったことないし、、もしお仕事が失敗したらどうしようって」


「あらぁ、、そうなのね、、」ギュッ


「ママ?」


「大丈夫よ、、大丈夫、ルミナちゃんがたとえ失敗しても誰も責めないわ、それにママもついて行くし、クレアちゃんに、エマも着いてくるんだからへっちゃらよ!」


「ママ、、、ぐすっ、、」


「よしよし、、ルミナちゃんには無理をさせないからね?ママ達が守って見せるんだから!」


「うん、、ママ達がいてくれるならとっても心強い!、お仕事頑張る、ね?」


「うんうん!その意気よ!ルミナちゃんなら魔物もちょちょいのちょいよ!」


「うん!」


『ふふふ、お利口さんですね、マリー様なんか初めてのお仕事の時はいやいやって駄々をこねてマリーのお母様を困らせてらしたのに、』


「!ッッ、エマ?!//それは言っちゃダメだって約束したでしょ!///」


『あら?そうでしたっけ?すみません、つい、』


「ッ、、むぅぅぅぅ!!エマのバカー!」


「ふふふ、ママも昔はそうだったの?」


「うっ、ええ、そうね、昔は外に出るのが怖くてお母さんに泣きついて困らせたわねぇ、、懐かしいわ」


「へぇぇ!そうだったんだ!全然そんな感じしないのに〜」


「それはそうよ!何年も前の話だもの」


「へぇ、そうなんだ!ママも最初は怖かったんだ、、」


「まあね、誰だって最初は怖いものなの自ら危険なとこに行くって言うのは、何回も何回も経験を積んでようやく怖さになれることができるの

それにさっきも言ったけどルミナちゃんひとりじゃない、ママ達も一緒に行くんだから何も怖いことは無いわ?」


「うん!そうだね!なんにも怖くない、みんながいるから!」


そうだ何を怖がってたんだ、オレ1人だけじゃないママにエマさん、それにクレアちゃんも着いてるんだ悪いやつはけちょんけちょんにしてやる!


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聖女にTS転生!?~確かに美少女でって頼んだけどそれは荷が重いよ女神様〜!!!!!〜 ももねこ @momoko423

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