用語の説明と登場人物紹介、転生したら二口女だったので後頭部の助言で復讐します

女神なウサギ

第1話 用語の説明と主な登場人物紹介

人物紹介と用語の説明

主人公: 近藤詩音こんどうしおん

高校2年生の少女。ショートヘアで丸眼鏡をかけている。服装は着物。転生前の名前は高梨琴音たかなしことね。転生してからは後頭部の口を隠すためにバンダナを着用。読書好きな大人しい生徒であったが、同級生の志穂に言いがかりをつけられて殺害される。その後すぐに二口女として転生。

人間界と妖怪の世界を行き来して人間界のターゲットに制裁を与える、復讐代行を行っている。妖怪であるが、不死身ではない。最近では人間界で平穏に過ごすために自分の命を狙う殺し屋達と戦うことも多い。


くっちゃん: 琴音が二口女として転生した時に取り憑いた後頭部の口の霊。名前は詩音が命名。女の子であるが一人称は"僕"で、少年のような軽い口調で話す。

幽体離脱をして情報収集を行う事が出来、人間界の復讐対象の人物についての情報を把握している。

現在は詩音がターゲットに圧勝しているため本領は発揮していないが、演算により複雑な戦闘の指示を出す事が可能。また、カゴメカゴメを歌うことで相手を怯ませる。団子が好き。


ろくろ首のお姉さん:妖怪の世界で恨みを残して死んだ霊たちの復讐代行を行っている妖怪ギルドの受付嬢。年齢は20代前半で本名は不明。煙管きせるを愛用している。復讐代行を行った妖怪に報酬を渡すことが仕事。


高梨祐希たかなしゆうき:詩音の兄。大学3年生。彼女である北山香蓮きたやまかれんにあらぬ疑いをかけられて殺害される。その後、妖怪世界にやってくる。本来は祐希が二口女として転生するはずであったが、妹の琴音ことねが同日に亡くなったことを知り、琴音に人間界へ行く自由を与えるために妖怪化を拒否して自身は幽霊となる。妹想いの優しい性格。


宇髄敏行うずいとしゆき

詩音を殺害したグループの金銭管理を行っていた。詩音の初めての復讐代行で制裁される。


藤岡杏ふじおかあん

宇髄敏行の彼女。宇髄が逮捕された腹いせに子分たちをイジメていたため制裁される。


板垣大輔いたがきだいすけ

ガキ大将。自身の考えたデスゲームで仲間に暴行を加えようとしたため制裁される。


板垣由紀夫いたがきゆきお

板垣大輔の父親。志穂に悪知恵を吹き込んでいた、残忍な性格。制裁される。


用語 

妖怪の世界

人間界の裏側にある世界。復讐の代行を行う妖怪ギルドや、お歯黒べったりが経営する妖怪達のためのアパートがある。また、街のはずれには幽霊たちが暮らす墓地がある。ゲートをくぐると人間界に行ける。人間界から来たい場合はドロロンパと唱える。恨みを抱えた幽霊たちがいるが、争いのない平和な世界。


"さあ、復讐の時間だよ"

制裁の時にくっちゃんが言う。この言葉と共に詩音がバンダナを取って髪を伸ばし、制裁を与える。


成仏

制裁が完了すると幽霊たちの恨みが消えて成仏する。その後、妖怪ギルドから復讐代行を行った妖怪へ報酬が渡される。幽霊に恨みがなくてもターゲットが制裁されれば成仏する。


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