葬式だA

 実は葬式当日はあまり覚えていないのです、申し訳ない

 通夜の前日に礼服を確認したところ、足りないものが結構あって(革靴は腐ってた)慌てて紳士服のアオキへ行きバタバタと購入。36,000円の支出をしたとかは覚えてる。


 葬式場へいって礼服に着替える際購入したシャツが固すぎてネクタイが通らず悪戦苦闘したり、ネクタイの結び方を覚えておらず動画を見て結んだり、ベルトがまともにスライドせずきっちり締められなかったりしたとかははっきりと覚えている。

 人間って恥の方が良く覚えているもんだ。


 さて時間になると通夜が始まるわけだが、この通夜の集合時間のちょっと前から出棺までの間、父が好きだった音楽をかけてくれたのがとても心に残っている。CDを提供したのは我が家からだけど、えいちゃんとかさざんとかクラシックとかジャズとか、何でも好きだったので何でもかかった。出棺の際に、父がよく聞いていた365日の紙飛行機がかかったのは忘れられないなあ。旅立ちの唄だよね。

 また本当に感謝しているのが、父が最も聴いていた、ジャズの「クレオパトラの夢」のCDを我が家で紛失してしまっていたのだけど、葬儀会社が探して購入して持ってきてくれたことだ。こんな葬儀会社見たことない。本当感謝している。


 通夜が始まる前、長男で喪主代理なので、来ていた人に挨拶をしていく。まあ親族しか来ないから楽ではあった。

 お坊さんが来たときは喪主の母と一緒に挨拶へ伺った。とにかく戒律がない浄土真宗なので特に問題なし。

 挨拶するタイミングでお布施とお食事代とお車代(お坊さんがご自身でいらっしゃったため。迎えに行く場合はお車代不要。タクシーでいらっしゃる場合はもちろん必要。通夜振る舞いを食べるならお食事代不要)を渡す。200,000円、10,000円、10,000円だった。

 菩提寺があるとかや、檀家とかではない我が家では、本当に巡り合わせでしかないんだけど、凄い快くお布施できた。高すぎると親族の花同様「ウッ」となる。


 通夜が始まる。通夜は故人のお話とかを司会が話して、お坊さんに読経して拝んでもらって、通夜振る舞い、だったかな。

 この通夜振る舞いが凄く美味しかった。なんとコース料理が出た。通夜でコース料理である。

この葬儀会社の全ての家族葬葬儀場には、葬儀場なのに本格キッチンがついており、本格的料理を作ることが出来る。調理自体は中央調理センターで行うのだろうが、最終加工は葬儀場の本格キッチンで行うのだ。

ちなみに帝国ホテルの料理長の経験がある人材を料理の総指揮に招いてた。美味しいには理由がある。

これで4,250円しか取らないのかーと私は心の中で思っていた。親族もかなり美味しいと言っていて評判だった。値段はもちろん暴露していないが、4250円で出たとは思っていないだろう。

各種法要も承っているからまた頼もうかな。法要は法要後に料理を振る舞うのが基本。


 通夜振る舞いの後は解散。泊まる人は泊まっていくんだけど私以外はなし。

 私は軽く酒を飲みながら最後の夜を明かそうかと思っていたんだけど通夜振る舞いの時に結構飲んでいて、翌日に持ち越すことは絶対出来ないのでとにかく寝ていた。

 あまり意味ない宿泊だったけど、通夜振る舞いの時にお酒が飲めたことが良かったかな。宇都宮は車がないと移動できない都市。

 父はお酒が好きだったので、代わりに飲めたということかなと思っている。

 宿泊する際に大量のお酒が冷蔵庫にストックされたんだけど、一本も飲めなかったのは悔しい。

 宿泊代は4,500円。うーん、この値段をどう見るか。


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