女の子を好きにってしまった私
山口庆志郎
第1話
私は中学2年生のごく普通の女の子。でも私の恋愛対象は女の子なんだ。だから好きな人聞かれたら「いないよ~!」て言うの。いつまでこうして同性愛者だって隠し通せるのかな?こんなして誤魔化してるけど、キモいって思われてるんじゃないかな。女の子が女の子好きになって何が悪いのかな。私が女の子を好きになったのは去年なの。その好きな子は同性から見ても可愛いし、優しいし人気者だったのよね。気になってたから私、声かけてみたんだ。「ねぇ、名前はなんていうの?」。そしたら「えっと(゜゜)A子っていうんだよ。あ、よろしくねッ!」。「私はB美だよ!よろしく〜」「うん!こちらこそ~よろしくぅ〜」。「A子ちゃんは私とクラス初めて一緒なのよね?」「B美ちゃん知ってたけど話す機会とゆうか無かったもんね〜」「だよね~!A子ちゃんはさぁ学年1の美女て言われてんだって?うらやま〜!」「そんなことないよ~!B美ちゃんもめっちゃ可愛いと思うよ!」「えぇ!恥ずかしいなぁー。照れちゃう(笑)」「あぁ!そう、唐突だけどさぁLINE交換しない?」「いいよ〜!今週の土曜日部活終わった後でいい?」「わかった!ありがとね!」
私は土曜日が待ち遠しかったんだ〜。A子とLINE交換で頭いっぱいだったもん(笑)土曜日になった。私は部活の朝練や、先生の指導でヘトヘトだったけど、A子ちゃんが来た時部活の疲れも吹っ飛んだの。「部活お疲れ様〜!疲れた?カフェでもいってとりま休もっか?」「そだね〜!」
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