晶の華

白い息がでる

そんな季節

桜が懐かしい


本を読む

落ちた押し花

栞にしたい


桃色の花びらがある

いや、ない

桃色だった

淡い色のパリパリがこちらを見つめていた

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

晶の華 @yakan20

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ