第41話
瞳が青いから・・・あっ・・。
たしか水瀬さんが葵って。
「葵・・・。」
「葵?」
「そう。葵よ。」
「どうして葵なんだ?」
「水瀬さんが葵って、あのとき・・。」
「水瀬の?ああ・・たしか・・。」
「なに?」
「何でもない。いいだろう、葵で。」
「名字はどうするの?」
「適当な戸籍を用意するから、少し待て。」
「はい。」
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