第25話
「東征会にはもう連絡済みや。すぐにお迎えが
来るやろ。
それまではここで身体を休めとき。」
近くのホテルに連れて来られお風呂に入った。
どこから調達したのか新しい服と下着が用意され
着替えると軽食を取るように言われた。
「郊外やさかい、こんなビジネスホテルしか
なかったんや。堪忍な。」
「ううん… 清潔なところならどこでもいい。
ありがとう。」
「いや… 」
水瀬さんはガシガシと頭を掻くと照れくさそうに
しながら煙草を口に咥える。
飾り気のない大らかな人だと思った。
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