第7話

無二の親友と言う父と貴宮の組長は互いと組の

関係を更に強固にする為に中学生になった律と

小学生の私を婚約させた。





貴宮には律しか子供がいないのと女子が

私しかいなかった為





必然的に決められた婚約は私を有頂天にさせた。





「知らない女よりはマシだしな。」




喜んでいいのかわからない言葉だったけど、

すんなりと受け入れてくれた律は前よりは

私に気にかけてくれるようになった。




中学生になり更に大人っぽくなった律は

綺麗よりも恰好いいと言う言葉が似合うように

なって近くにいるだけで本当にどきどきした。




小学生の私すらどきどきするのだから

周囲の女の子も同じに違いない。





私の予感は当たり、律の周囲には常に沢山の

女の子たちがいた。

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