設定としては大変魅力的で、なるほどそういうので来るのか。という感覚がありました。物語的にはなんというか、これは何かの外伝かプリクエルとかそういうものなのかな?とちょっと思いました。
その設定に血を通わせるためのエンディングとは?
人類の最後。仮想空間にまつわるお話です。アメリカ映画とかでありそうな設定でしょうか。主人公はおりません。話の後半からレイという者が登場します。彼はどこに向かい、最終到着地点として何を選択するのか、みたいな流れです。バトルもの、恋愛ものではありません。読み終えて満足感というものは感じないかと思います。短い時間でサクッと読めるお話です。一読してみて下さい。
崩壊後の世界の人類を管理する管理人と、パートナーAIによる人外愛の物語――というのが物語の軸ですが「将来的にこうなってしまうかも〜?」という仮定に満ちた仮想空間の物語がその軸の周りを厚くコーティングしています。仮想空間への移住がいいかなー