第19話
「ていうかさ、名前も知らない子連れ帰って何するつもりだったわけ?」
『別に何もしねーよ、わけありだわけあり』
彼はそう軽く返す
「なるほどね。えっと、里紗ちゃんさっきは睨んでごめんね?」
人懐っこい笑顔で謝られた
「あっ、いえ大丈夫です」
この人もなかなかのイケメンだなあ
こんな笑顔で謝られたら
誰でも許してしまうだろう
「えっと、里紗ちゃんって高校生なの?」
あいさんが思い出したかのように言った
「あー」
いきなり聞かれて動揺して俯いてしまった
本当のこといって良いのかな…
どうしよう…
やっぱり要らないって車から放り出されたら
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます