鎌倉

第51話

行きたいなぁ…



紫陽花の咲く季節になるといつも思う。



昔住んでいた長崎も、紫陽花の街だった。

オランダ坂を下って右にあるいてスグのところにあったケーキ屋さんは、今もまだあるかしら…



もう随分様変わりした松ケ枝埠頭をTVで観た。

昔、コンクリと芝生だった埠頭で、暗くなるまで一緒に座って夕日を観た人は、今どうしてるだろう…



思い出は、ステンドグラス越しの夕日の中で、ゆっくりセピアに染まっていく。



時間の止まったセピアな思い出は、アルバムの中に温めておこう。



なので今は鎌倉。

同じ紫陽花の花が、甘い思い出を呼び覚まして、素敵な旅になるかも知れない…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る