トラウマ

｢まずこの鏡を見てくれるかな？」

三谷せんせいが一つの鏡を渡してきた

それを受け取って鏡を見た瞬間っ

｢...っっ!!!!」

私は絶句した。だってその鏡に写っていた私は

ーーーー目が真っ赤な血の色に染まっていたのだからーーー

｢ど,どうして...もしかしてお姉ちゃんの血.....？」

｢恐らくそうだろうね。これはもう染み付いているから今の医学では治せないんだ。すまないほんとに」

嘘っっっお姉ちゃんの血が血が血が血が血が血が

｢はぁっはぁっっっ」

｢大丈夫かっっ！息をしっかり！吸ってーはいてー吸ってーはいてー、そうゆっくりね大丈夫だから」

｢はひゅーひゅはーふーふー」

｢それともう一つ言わなければいけない事があるんだ。

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