詩 Vol.4
『青い春の日々に』
1. 今日も ご縁に支えられて
生かされて そして 生きているよ
あの頃 思い描いていた
未来とは 随分 違うけれど
この季節が巡ってくる度
思い出していた あの横顔
「遠い町で きっと 元気だろう」と
縛られたまま 心を痛めていたのよ
青い春の日々に さよならを云うわ
遠い思い心に さよならを告げるわ
2. 苦しめるモノは 今や何もない
涙も きっと 流れない
強がりでもなくて 偽りでもなくて
心の鎖を やっと 解いたの
まるで魔法のよう
淡い光に包まれていた記憶も
断ち切った瞬間
セピア色に染まっていく
青い春の日々に さよならを告げるわ
足踏みしていた恋心に さよならを云うわ
3.ありがとう
あの頃の二人がいたから
今の わたしがいます
そして 本当に もう大丈夫
暖かな気持ちで見られるから
心を彩ってくれるから
鮮やかに咲き誇っていくだろう
桜が 背中を押してくれる
遠い思い心に さよならを告げるわ
青い春の日々に さよならを云うわ
足踏みしていた恋心に さよならを云うわ
青い春の日々に さよならを告げるわ
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