朽ちた街のランナウェイ-They are both runaways and avengers-

卯月 朔々

登場人物紹介


 渕之辺ふちのべ みちる(20)

   人当たりが良く、物怖じしない性格。育て親が武器商人だったことから、その界隈の人間には名が知れている。チョコレート好きで、一口サイズのチョコレートをいつも持ち歩いている。左利き、愛用の銃はベレッタ92。黒髪ストレートロング、黒い瞳、病的なまでの色白。身長170センチ後半。



 サヴァンセ(38くらい)

   無口で人当たりが悪い。チェインスモーカー。長らく戦争状態だった小国の、元特殊部隊の狙撃手スナイパー。本名は不明で、「梟」はコードネームだが、それをそのまま名乗っている。右利き、愛用の銃はP226。黒髪で緩い癖毛。灰色の眼。身長190センチ後半。


 

 ヤン(十代半ば)

   みちると梟が出会った、スラム街と化した廃墟団地に暮らす少年。病気の弟の治療費のため、スラム街を仕切る『殿下』のもとで働いている。


 

『殿下』(四十代後半)

   廃墟団地と歓楽街を仕切る実業家。現地の裏社会にも影響力がある。廃墟団地の住民を支援する活動もしているが、住民からはあまり慕われていない。無愛想な東欧系の男。


 

 アニエロ・シアーノ(27)

   イタリア系マフィア「ヴェントーラ」一味ファミリーの構成員。『殿下』が仕切る歓楽街で、細々と生きている。本国のボスから、みちると梟をもてなすように、と言われており、それがきっかけで接点を持つようになる。金髪碧眼、イタリア系の男。


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